【2008年1月】
31日(木)
30日(水)
梢から
春が見ゆるか
寒すずめ
29日(火)
うまいので評判の
ラーメン屋
このごろやっと
「今日はおひとりですか」と
言われなくなった
28日(月)
前の空き地に
霜が降りると
水仙が花開く
カンデラのように
火をともす
27日(日)
望月さんと一緒にSol星が丘介護付き老人ホームに森田さんを訪ねた。
そこで森田さんは
お土産の写真を
ていねいに見てくれた
冬陽がゆったり差す
老人ホーム
26日(土)
高杉一郎さんの告別式に、澄子と行った。5人ほどが弔辞をのべたが、その中でエスペラントに触れたのは二人。三木卓氏(純文学作家、児童文学作家、詩人)「高杉先生にとって、エスペラントは切っても切り離せないものだった」祖父江昭二氏(和光大学名誉教授)「高杉さんが大学の講座にエスペラントを取り入れようとしたが、文部省から、『エスペラントは外国語ではないからだめだ』と言われ、名称を『国際コミュニケーションと言語』とした。またエスペラント図書もたくさん集め整理した。しかし、あとを継ぐ人がいなくて講座がなくなってしまったのは申し訳ないと思っている」
祖父江氏は、エスペラントにかなり重点を置いて話した。
入口に、大新聞社、大出版社、その他の名前が並んでいたが、その中に「エスペラント」がなかったのは、残念である。エスペラントは過去のものだという印象を参加者に与えたのは否めない。
言えることは
リベラリストだったこと
そしてナルシシストでもあったこと
人間に共感できた時代が
どんどん散っていく
25日(金)
日がさして
霜が解け始めると
冷たい風が
強まってくる
箱根山
24日(木)
やっとお陽さまが
顔だしたけど
妙法華寺の
梅のつぼみは
まだかたい
23日(水)
しょぼしょぼと
冷たい雨の
一日
ボクの鼻も
しょぼしょぼ
22日(火)
おととしまでは
鼻炎など
ひとごとだと
思っていたのに
やはり年かなあ
21日(月)
めずらしく
雪が降ったけれど
喜んで駆け回る
犬と子供の姿は
どこにもない
20日(日)
亡くなった高杉一郎さん著書「極光のかげで」を三島図書館で借りた。「ザメンホフの家族たち」のほうは望月さんに借りた本。随筆だが、なかなか面白いので、アマゾンで買おうと思ってしらべてみたが、古本の値段が13,000円以上もするのでやめた。
人が死ぬと
言葉がのこる
その言葉も
間もなく
霧にかすんでいく
19日(土)
温泉のベンチにいた
あかちゃん
初めて見たものを
写真のように取り込む
つぶらな瞳
18日(金)
玲子が好きだった
万両
庭の片隅で
今年も真っ赤な
実をつけた
17日(木)
アレルギー性鼻炎に悩まされている。冷たい空気を吸い込むとクシャミが止まらない。
大の男が
鼻かぜひとつ
気概と意地で
吹きとばせ
そうはいってもそうもいかぬ
16日(水)
亮が来た。
冬を知らないフユシラズ
見かけ倒しの庭だけど
黄色い花が咲き誇り
黄色いアマナツ熟れてきて
実物よりもよく見える
15日(火)
灯油の値段が高くなった
高くなったとさわぐより
炭酸ガスをあまり出さない
生活にもどろう
ボク達は
お母さんが
二十歳の時の
着物着て
きょうはあかねの
成人式
14日(月)
小さな畑だけど
ソラマメやエンドウが
春が来るのを待っている
小さな家族を満たすほど
と れ ろ
13日(日)
先達の訃報が二つ
今日の集いは
記憶の海を
さまよい続ける
帆船
12日(土)
最近読んだ本、読み始めた本、読み返している本など。全部英語です。せっかく覚えた英語、死ぬまでは使えるようにしておきたいので英語で読んでいます。それに僕の頭の中では、英語とエスペラントが隣同士になっていて、一方を刺激すると、もう一方の言語も活性化されるので、便利なのです。
1)ジャック・ロンドンの「野生の呼び声」と「白い牙」。子どものころ年上のいとこから送られた本で、(もちろん日本語で)取りつかれたように読みました。今度は英語で再読です。
2)「クララの日記」。クララ・ホイットニーは1875年に14歳で宣教師兼教育者の両親と一緒に日本に来て、日本の当時の上流階級の人と接し、事細かに人物や事件を記しています。随所に、よく知られた名前が出てきます。
3)「隠された宇宙のディメンションの不思議」を書いたリサ・ランドールは天才科学者で、しかも若い女性です。科学者が味わっている、喜びや興奮をなんとかして一般のひとにも伝えたいとい意気込みで書いた本で、難しい内容にもかかわらず、実によくわかります。
4)「生命の起源」はやはり天才科学者であるフリーマン・ダイソンの著作です。その論の進め方の明快さは実に気持ちがよく、その喜びを味わいたいと思っての再読です。
雨の日は
本を読む
遠い時代の
遠い国が
よみがえる
11日(金)
昔ながらの
乾物屋がある
あがなった八本の
身欠きニシンの色がある
三島の街
10日(木)
冬の湖を
孤独の白い船が行く
だんだん小さくなって
一つの白い点になる
遠くへ行きたい
9日(水)
息子夫婦のプレゼントの
サクラソウは今が盛り
桜並木の桜の枝は
冬芽をやどして
春が来るのを待っている
8日(火)
Vivoというエスペラント名のレストランで三島エスペラント会の新年会。新しいメンバーも来てくれた。シューマンさんが送ってくれたビデオや写真をみんなで見た。
退屈な新年会の夢で
目を覚ました
現実の新年会は
新しいメンバーを迎えて
とても楽しかった
7日(月)
最後までいた奈穂も帰った。
うちのサザンカは
正月を待たずに
ほとんど散ってしまう
最後の花が
夕陽のように咲く
6日(日)
消防隊の出初式
前へ進めはいやだけど
昔からのことだから
まあいいだろう
いいだろう
5日(土)
娘といっしょに
市内の温泉へ行った
娘の見立てで
ダウンジャケット買った
富士山が美しい日
4日(金)
墓参りの帰り道
千本浜に寄ってみた
昔のままの松林と富士山と
波に沈んで行く
太陽があった
3日(木)
あさ起きたら、氷がはっていた。奈穂以外は全部帰った。
子も孫も
帰ったあとの
夜寒かな
2日(水)
早朝奈穂一家も到着した。朝食は九人分用意。
口多き
ことはよきこと
屠蘇をくむ
1日(火)
新春。いろいろな意味で新しい年。息子一家が来る。孫三人、みんな体が大きくなった。
初日の出
今年よきこと
ありそうな
人波に
押し流されて
初詣
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